ヤマト科学のクリーン関連製品には、大型のクリーンルームから簡易設置型のクリーンブースまで多種多様なラインナップが用意されています。製造現場のニーズによっては、無塵保管庫ステンレスロッカーなどの備品も合わせて提案可能です。ホコリや微生物などの異物が混入するのを避けたい製造現場や医療現場に役立つクリーン製品を探している方はチェックしておきたいメーカーです。
ヤマト科学はクリーンルームやクリーンブースだけでなく、クリーンベンチの製造販売も行っています。異物混入を嫌う作業現場で活躍する環境清浄装置で、用途に合わせて工業用、バイオ用、卓上型の3種類に分けられます。
特に卓上用クリーンベンチは、傾斜型シャッターを採用することによって作業効率の向上を実現しました。集塵率は99.9%(0.3μm以上粒子の場合)と極めて高くUV灯とオートガスバーナーが標準装備されています。
ヤマト科学は産業機器メーカーとして個々の製品を製造販売するとともに、多数の納入実績とそこから得たノウハウに基づいて納入先の作業環境全体のコンサルティングも実施しています。具体的には、研究所の企画構想からはじまり、建築プランや概算予算書の作成、工事費の検討、設備接続工事、引き渡しまで一貫してトータルシステムエンジニアリングを提供しています。国内・国外問わず数百社の有力メーカーと連携をとりながら、クライアントに最適なコンサルティングサポートを提供しています。
ヤマト科学は本社と技術センターを東京に構え、全国各地に営業所を展開しています。特に、納入先で不具合などが生じた際にサポートを提供するためのフィールドエンジニアリング拠点は、札幌から福岡まで全国各地に設けられています。これにより、製品を売って終わりではなく、納入後のアフターフォローも充実したサポート体制を実現しています。
よくあるニーズ別に選ぶ
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ヤマト科学の手がける局所クリーンルームは、洗浄度として最高のクラス100まで対応可能なため、様々な課題に効果的なソリューションです。吹き出しダクトには整流対策が施されているため乱流を未然に防ぎ、パーテーションでレイアウトや作業ラインを自由に変更できる柔軟性も兼ね備えています。
ダクト下面からの上下一方向気流は吹き出しのムラが少なく、床上のホコリ等が再飛散するリスクもありません。
参照元:ヤマト科学公式サイト(https://www.yamato-net.co.jp/product/detail/269/)
ヤマト科学は1889年に創業した産業機器メーカーで、国内で初めてレントゲン管球を開発製造したことで知られています。設立以来、様々な産業機器、研究装置、生産機器の開発及び販売を手掛けており、民間企業のみならず行政機関や研究所など国との取引実績も多いのが特徴的です。
国内拠点としては、北海道から九州まで全国規模で営業所や生産拠点を設けています。海外にも、アメリカと中国の2ヵ国に現地法人を置くグローバル企業です。
本社所在地 | 〒104-6136 東京都中央区晴海1-8-11 晴海トリトンスクエアY棟36階 |
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対応エリア | 札幌、仙台、前橋、筑波、北関東、千葉、東京北、東京、東京西、川崎、横浜、厚木、静岡、長野、名古屋、北陸、京滋、関西、広島、福岡 |
創業年 | 1889年 |
事業内容 | 科学・産業機器、分析・計測・試験装置、研究施設、生産機器のマーケティング、開発、製造および販売/上記装置のISO/GLP/GMPに基づく点検・校正、プレサービスおよび一般メンテナンス業務/大学、研究所等の新設、移設、改修におけるコンサルティング、基本・実施計画、新設・移送工事の計画・実行および竣工後の保守・管理を含むトータルソリューションの提供(システムエンジニアリング)/建築、設備工事の設計、施工、監理ならびに請負に関する業務/工業所有権、著作権等の無体財産権および工業的・技術的ノウハウならびにコンピューターシステム技術・コンピューターソフトウエアの取得、企画、開発、賃貸、販売に関する業務/倉庫業/不動産の売買・賃貸ならびにその仲介および監理業/総合リース業/古物売買業 |
公式サイト | https://www.yamato-net.co.jp/ |
伸榮産業
日本エアーテック
・医薬品製造工場の実績が豊富
・医薬品製造工場が多数ある中国・シンガポール・韓国・インドなど8つの海外拠点を持つ
アズワン(AXLE)