クリーンブースを設置したものの、「生産ラインが変更になった」「研究や実験内容が変更になった」などのケースもあるでしょう。
設置後にクリーンブースのレイアウトを変更したいとき、製品によりますが基本的には変更可能です。また、増設したい・縮小したい・清浄度を変更したいなどの要望にも応えてもらえる場合がありますので、メーカーに相談してみましょう。メーカーによっては既存のクリーンブースが他社製品でも対応してくれる可能性があります。
アルミフレームとアルミブラケットで希望のサイズのクリーンブースをつくれる製品です。フレームを組み合わせることで自由な形状にでき、設置したい場所に合った形状へ変更可能。なお、アルミフレームは強度がありながらも軽量なため、組み立ても比較的容易に行えます。
メーカーによっては、クリーンブースの部材をモジュール化することでレイアウト変更や増設への対応をしやすくしている場合もあります。ただし組み立て式でもレイアウト変更には相応の時間を要するため、注意が必要。
また、クリーンブースを導入する前には設置後のレイアウト変更や組み立てが可能かどうかを確認しておくと安心です。とくに設置後の生産ライン変更や研究内容変更などが想定される場合は、レイアウト変更の可能性を考慮しておきましょう。
クリーンブースを設置するときは、以下のポイントに注意しましょう。
クリーンブースは局所的な作業環境を一定の空気清浄度に保つことに優れています。そのため要望や用途に応じた設置ができるのが魅力ですが、レイアウトに注意しておく必要があります。
たとえば動線計画では、作業を効率的に行える動線が確保されているかが重要。クリーンブース内の物の配置も十分に検討し、ストレスなく作業を行えるようにしましょう。また、クリーンブースを設置する周囲との関係性も考慮し、設置前に十分な計画を練ることが導入成功のポイントです。
よくあるニーズ別に選ぶ
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伸榮産業
日本エアーテック
・医薬品製造工場の実績が豊富
・医薬品製造工場が多数ある中国・シンガポール・韓国・インドなど8つの海外拠点を持つ
アズワン(AXLE)