ここでは、化粧品メーカーからの依頼で設置されたクリーンブースの施工事例を紹介します。各事例における導入の経緯や目的、設置したクリーンブースの特徴をまとめているため、クリーンブースの導入を検討している化粧品メーカーの方は参考にしてください。
化粧品メーカーからの依頼で、化粧品製造許可[一般]に準じる清浄度100,000のクリーンブースを新たに設計・構築した事例です。
クリーンブースを設置するうえで問題となったのが、構築場所が切妻倉庫の中二階だったことから有効高が不足するおそれがあったこと。また、最大50人が同じ空間で作業するため、高い冷房能力が求められる一方で、床置きタイプの空調室内機だと作業スペースが圧迫されるのが課題となっていました。
有効高の問題については既設の天井をスケルトンにし、天井懐を活用して有効高の確保を実現。冷房能力については、作業スペースを確保するために天井カセット型空調機を採用。空気の流れを工夫することで空調機に大きな負担をかけない温度管理を実現したほか、床長尺シートや隙間・貫通部処理などを徹底して防虫対策も叶えています。
化粧品メーカーからの依頼で、ファンデーションの製造工程における異物対策としてクリーンブースを設置した事例です。
設置したクリーンブースのサイズは6200×3150×3000(mm)、3880×2120×h3000(mm)、清浄度クラスは100,000となっています。また、安全増防爆FFU(ファンフィルターユニット)を採用しているほか、不燃フィルム含めたすべての部材に不燃部材が使用されているのが特徴です。
伸榮産業
日本エアーテック
・医薬品製造工場の実績が豊富
・医薬品製造工場が多数ある中国・シンガポール・韓国・インドなど8つの海外拠点を持つ
アズワン(AXLE)