ダイキンは国内最大手の空調機器メーカーとして、クリーンルーム専用の冷暖房兼用空調機を製造しています。ダイキンの省工事形クリーンルーム用エアコンは、フィルターユニットとエアコンを一体化したコンパクトな作りが特徴的で、特別な機械室を用意しなくてもクリーンルームを実現できます。
実際の導入現場としては、フィルムの製造や乾燥といった光学機器工場、プリント基盤や精密電子機器の加工を行う電子機器工場、一般病室や新生児室などの医療現場など多岐にわたります。
ダイキンの省工事形クリーンルーム用エアコンは、フィルターユニットに内蔵された高性能フィルターが交換時期を自動で知らせてくれるだけでなく、フィルターの交換も床面から簡単に行えるため管理コストが少なく済むというメリットもあります。室内機には1年間メンテナンス不要のフィルターが標準装備されており、納入先から要望があれば約4年間メンテナンス不要のロングライフフィルターへの変更も可能です。
ダイキンのクリーンルーム用エアコンには、冷媒温度をカスタマイズできる機能が備わっており、様々な場面に合わせて最適な送風が可能です。例えば、内部の発熱負荷が少ない場所には温度の控えめな冷風、設備からの発熱等の影響で暑い場所には素早く冷たい風を、冷房中間機でも湿気の多い場所には除湿を、といったようにシーンに合わせて最適な風を送ります。省エネ性にも優れており、負荷に合わせて必要なエネルギーだけを最適供給する仕組みになっています。
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ダイキンのクリーンルーム用エアコンが導入された事例として、公式サイトでは某製菓会社への納品事例が紹介されています。お菓子の生産ラインでは、製造過程で発生する粉をエアコンが吸い込んでしまい、エアコン内部が真っ白に汚れるという課題があり、フィルター掃除に労力がかかっていました。
ここにダイキンのクリーンルーム用エアコンを導入することで、水洗いだけでメンテナンスが済むようになりました。これまでは休日返上で2〜3時間かけて掃除していたフィルターが、一回あたり1時間弱、月に2回の掃除で十分になったといいます。
参照元:ダイキン公式サイト(https://www.daikinaircon.com/setubi/products/reference/)
生地製造工場への納入事例です。ダイキンのエアコンを導入するまでは中温用エアコンを使用していたものの、室内に舞った記事の粉を吸い込んで汚れてしまい、水洗いするたびに動力ダウンが深刻化していたといいます。
ダイキンのエアコンはフィルターだけでなく、熱交換器やドレンパンも水洗いできるため、メンテナンスコストが大幅に削減できたといいます。
参照元:ダイキン公式サイト
(https://www.daikinaircon.com/setubi/products/reference/)
ダイキンは1924年に大阪で創業し、日本初の電車冷房用冷凍機「ミフジレーター」を開発したことなどで知られる国内大手の空調機器メーカーです。 創業以来、空調機器の開発で培ったノウハウを活かして、化学事業やフィルタ事業など周辺分野へも事業展開しています。
国内では全国エリアで営業拠点を構え、海外でもアメリカ、中国、アジア・オセアニア、ヨーロッパなどグローバル展開を進めています。現在、100ヵ国を超える国や地域に生産拠点を持ち、海外事業比率も7割を超えています。
本社所在地 | 大阪市北区中崎西 2-4-12梅田センタービル (総合受付19階) |
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対応エリア | 大阪、東京、埼玉、滋賀、茨城 |
創業年 | 1924年 |
事業内容 | 空調・冷凍機、化学、油機、特機、電子システム |
公式サイト | https://www.daikin.co.jp/ |
伸榮産業
日本エアーテック
・医薬品製造工場の実績が豊富
・医薬品製造工場が多数ある中国・シンガポール・韓国・インドなど8つの海外拠点を持つ
アズワン(AXLE)