製造工程で異物混入という課題を解決するためにクリーンブースの設置が必要となりました。
クリーンブース・エアシャワー(清浄クラス)
ブース内に大型装置を設置するために高さを確保。作業者の出入口とは別に、装置搬入出用の開口を設置しました。ブース前面開口部から装置を搬入出し、作業者の出入口にはインターロック機能付のエアシャワーを設置。エアシャワーを通ることで異物混入を防止しました。
参照元:伸榮産業公式サイト(http://clean-booth.jp/showcase/)
食品製造業は、異物混入・微生物汚染・作業者由来のコンタミ・虫害など、食品特有の衛生リスクを抱えており、これらの課題はクレームや回収リスクに直結するため、製造環境の衛生管理が非常に重要です。特に、粉体原料の飛散や包装工程への虫の侵入、製造装置への付着物による二次汚染など、一般製造業とは異なる危害要因が多いため、HACCP に基づく工程管理と組み合わせた「部分クリーン化」が求められています。
しかし現場では、既存設備が大規模であったり、工場全体をクリーンルーム化するには膨大なコスト・改修工期が必要であるため、「必要な工程だけを局所的にクリーン化する」という現実的な選択が増えています。また、常温管理の倉庫環境や、天井高の高い食品工場では、清浄度の維持と空調効率の両立が難しいケースもあり、工程に合わせた柔軟なブース設計が必須となります。
このような状況で効果を発揮するのが、エアシャワー・防虫シート・陰圧/陽圧制御・多段動線(前室・更衣室・洗浄室)などを組み合わせた食品向けクリーンブースです。特に、充填工程・包装工程・原料投入工程など「異物混入のリスクが最も高い工程」をピンポイントで囲い、クラス100,000〜10,000レベルの清浄度を確保することで、安全性とコスト効率を両立させることが可能になります。
さらに、防虫目的の低コストクリーンブースや、3重構造の衛生管理動線、断熱パネルによる温度管理、メンテナンス性を高めたSUSフレームなど、食品特有のニーズに合わせた設計が普及しつつあります。食品工場の衛生要求は高まる一方で、人手不足や作業負荷の増加も課題となる中、柔軟に増設・更新できるクリーンブースは、食品安全と生産性向上の両方を支える重要なインフラとなっています。
梱包ラインのクリーン化
既存の設備に合うように設計しています。清浄度は、クラス100,000。
フレームはSUS仕様、天井には44㎜の断熱パネルを使用。パネルのつなぎ合わせに梁を入れることで、強度を高めました。
人が乗っても問題ない強度にしているため、メンテナンスも容易にできます。
参照元:トヨシマ電機公式サイト(https://www.toyoshimadenki.jp/1347000359297/)
目的に合ったクリーンブース選定の第一歩に
クリーンブースは、製品ごとに最適な設置環境や性能条件が異なります。
使用目的や現場環境に合ったブースを導入するためにも、まずは当サイトおすすめの取扱い企業を確認してみましょう。
防虫目的のクリーンブース
酒粕を袋詰めし、板状にして箱詰めする際に虫が入り込まないようにするため、クリーンブースを設置。
目的は防虫なので清浄クラスは求めません。
必要なところだけローコストでクリーン化できる製品CLBシリーズを採用。(※写真はCLBシリーズです)
7050mm×3000mm×高さ2300mmのサイズで設置しました。
参照元:松定プレシジョン公式サイト(https://www.matsusada.co.jp/case/cqci/clean_booth.html#c-other)
異物混入防止用クリーンブース
飲料水の充填設備導入に際し、異物混入防止を目的にクリーンブースを設置した事例です。
現場は空調管理がなされていない倉庫環境。ガロン缶充填時における異物混入、および充填前の蓋の開いた容器への異物混入を防止するため、十分なクリーン化を必要としていた現場です。
設置したクリーンブースは3重構造。部屋ごとに作業員を配置し、各部屋を直接行き来しないよう提案。入口には更衣室・手洗場・エアシャワーも併設し、製品への異物混入リスクを徹底排除することに成功しました。
伸榮産業
引用元:伸榮産業公式サイト
https://www.s-shin-ei.co.jp/clean_booth.html
日本エアーテック
引用元:日本エアーテック公式サイト
https://www.airtech.co.jp/
・医薬品製造工場の実績が豊富
・医薬品製造工場が多数ある中国・シンガポール・韓国・インドなど8つの海外拠点を持つ
アズワン(AXLE)
引用元:アズワン公式サイト
https://www.airtech.co.jp/