クリーンブースは多くの場合、「組み立て式」になっていますが、組み立ててしまえば、その場所に据え置いて使用することになります。なかには、キャスターが付いている製品もあり、容易に移動できるようになっていますが、組み立てた状態で移動することになります。
一方で、折り畳みクリーンブースの場合には、その名称の通り「折り畳み」ができるため、さまざまなメリットがあります。各メーカーからさまざまなタイプの折り畳みクリーンブースが販売されていますので、それぞれに異なる点もありますが、一般的な特徴をご紹介します。
まず、ひとつ目は折り畳みが簡単であるということです。多くの製品で工具が必要なくすぐに折り畳めますので、工業製品などに慣れていない方でも容易に片付けができます。
次に特徴的なのが、移動のしやすさや収納スペースが確保しやすいことです。折り畳めばほぼ、人間ひとりのサイズになり、キャスター付きなので、簡単に移動が可能、もちろん、収納するときにも場所を取りません。
折り畳みクリーンブースを選ぶときには、購入する理由を明確にしておきましょう。 どの場所に使うのか、どのような用途に使うのかなど、それによって、折り畳みクリーンブースの種類も違ってくるでしょう。折り畳みクリーンブースは、卓上型のものもあれば、少し大型のものもあります。
また、性能にも差がある場合があるので、注意しましょう。もし、どうしてもサイズや性能などが合致しない場合には、オーダーメイドにするという方法もあります。メーカーに問い合わせてみましょう。
折り畳みクリーンブースの注意点は、本当にその製品で良いのか、ということです。 上記でも触れましたが、クリーンブースを購入するときには、 どの場所に使うのか、どのような用途に使うのかなどを明確にする必要があります。
確かに折り畳みクリーンブースは便利なものですが、使用場所や用途に合わなければ、使いみちがなくなってしまいます。折り畳みクリーンブースの基本は「簡易的に清浄エリアを確保すること」です。そのことをよく考えて、購入を検討しましょう。
伸榮産業の組立式クリーンブースは組立・解体・移設が簡単。清浄度クラス10,000を確保しており、フィルターはクリーンモジュールユニット1台とプレフィルター1個。また、フレームには導電性ABS樹脂被覆鋼管を採用。卓上から数メートルサイズのブースにまで対応可能なうえ、カーテンのオーダーにも対応してくれます。
参照元:伸榮産業(https://www.s-shin-ei.co.jp/product2/clean_facility01/item_106)
アルミフレームを採用しているため軽量。組立や収納を簡単に行えるうえ、コンパクトに収納できます。陰圧排気ユニットを設置できるため、クリーンブース内を陰圧に。抗ウイルスHEPAフィルタがブース内の空気をろ過しながら排出します。医療施設や食品工場、医薬品工場、電子工場などにおすすめ。
ホーザンのCL-901-A クリーンブース(全高上下型)は部屋間の移動が容易。移動・伸縮機能に高さを上下できる機能が追加されており、移動時は最低2mまでの戸口を通過できます。また、帯電防止練り込みシートの採用によって埃を寄せ付けないつくりになっているのも特徴です。
参照元:ホーザン(https://www.hozan.co.jp/corp/g/g8931/)
シロ産業の簡易組立式クリーンブースは奥行き850mm~2,000mmまで伸縮可能。複数台を連結することもできるため、さらに広いスペースが必要なときにもおすすめです。また、キャスター付きで移動も簡単。天井高は2.2m確保されているため作業時の圧迫感がありません。
参照元:シロ産業( https://www.webshiro.com/syouhinsetumei2/M1470HL-1012C.html)
伸榮産業
日本エアーテック
・医薬品製造工場の実績が豊富
・医薬品製造工場が多数ある中国・シンガポール・韓国・インドなど8つの海外拠点を持つ
アズワン(AXLE)