オーダーメイド(特注)タイプのクリーンブースを設置するまでの一般的な流れを紹介します。具体的な納期は希望するクリーンブースの仕様によって異なってくるので、どの企業が早いといったことは断言できません。
施工の流れは各社ともにほぼ同じなので、どのような流れでクリーンブースが導入されるのかを解説します。
問い合わせをしてからの流れを紹介します。
電話もしくはクリーンブースを設置する現地にて打ち合わせを行います。メール問合せの場合はメールにて打ち合わせを進めることができる企業もあるようです。
この打ち合わせの段階で仕様について確認をします。設置場所の環境や、求めるクリーンクラスなど解決しなければならない課題を確認しておきます。
ブースの仕様は例えば天井の素材やフィルターのレベル、フレーム材などを決めていきます。仕様に応じて価格も変わりますし、施工期間も変わってきます。この打ち合わせまでにどのようなクリーンブースが必要なのかを明確に社内で決めておくと良いでしょう。
クリーンブースの仕様が決まれば見積もり金額が出ると思います。また納期も判明するでしょう。見積もり書などの内容を確認してから契約となります。
概算見積もりを出した後に設置予定現場の環境や規模などをチェックする企業もあります。これは電話打ち合わせなどで現場を確認できなかった企業が行うようです。現場を確認してから正式見積もりを出して契約の合意をすることもあります。
クリーンブースを設置するなら契約までに現場を一度は見てもらう必要があるということです。
契約後、設備を製作したり部品の発注をしたりします。企業によっては一度仮組みを行ってから、顧客の設置予定場所へ持ち込むこともあります。
クリーンブースの設置は一般的には自社施工が多い傾向にありますが、製作途中でも現場確認はした方が良いでしょう。スケジュール通りに進んでいるか、どうか確認して損はありません。
ブースを組み立てるだけの作業で完成することもありますが、ファンフィルターユニットの電源工事や設置する現場の床を工事する必要が出てくることもあります。
また屋外ダクトを設ける場合はダクト工事が必要になるので、工期は一概にどれぐらいかは仕様によって異なります。工事が完了したら清浄度測定と動作確認が行われます。この確認作業に立ち会って仕様通りに仕上がっているか確認すると良いでしょう。
クリーンブースは設置したら永久的に使用できるわけではありません。定期的なメンテナンスを怠れば、クリーン環境が維持できなくなってしまいます。
ファンフィルターユニットのフィルターの汚れ具合などを確認して必要に応じて交換するなどのメンテナンスをしなければなりません。
また定期的に清浄度測定をしてもらうことでクリーンブースが正常に機能していることを確認してもらうと良いと思います。
よくあるニーズ別に選ぶ
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日本エアーテック
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